【保存版】風水的に「庭に植えてはいけない花」リストと対処法

家を彩るお庭は、単なる“外の空間”ではなく、家全体のエネルギーを左右する重要な場所です。

とりわけ、風水の考え方では「どんな植物をどこに植えるか」が、運気や人間関係、健康運、金運などに大きく影響すると考えられています。

一見美しく、華やかな花でも、風水的には「植えると運気を落とす」とされるケースがあるのをご存じでしょうか?

本記事では、風水的に庭に植えてはいけないとされる花の具体例と理由を詳しく紹介し、もしすでに植えてしまった場合の対処方法や、庭全体の運気を高めるポイントなども解説します。

ぜひ参考にして、より心地よく運気アップが期待できる庭づくりを目指しましょう。

目次

庭と風水の深い関係

庭は“家の気”を整える大切なスペース

風水は、中国に古くから伝わる「気の流れを整える」ための思想・技術です。私たちが暮らす家の中だけでなく、家の外側の空間である庭も「気」が循環しやすいかどうかで、家族全体の運気に影響を及ぼします。

とりわけ庭には、植物という“生きた存在”が多く配置されるので、それぞれが持つエネルギー(気)のバランスによって、住まい全体の雰囲気が大きく左右されるのです。

植物が持つエネルギーとは?

植物は、自ら光合成を行い成長する「生命力」の象徴でもあります。そんな植物が持つエネルギーは、「陽」の気や「陰」の気など、種類によって異なるとされます。

上手に陽の気を取り入れられれば、家族や来客が元気になったり、人間関係が円滑になったりすると考えられています。しかし、植物の種類によっては、余計なトラブルや不運を呼び込む要因にもなるため要注意です。

なぜ「庭に植えてはいけない花」があるのか

「庭に植えてはいけない花」とされる植物には、毒性、または死を連想させるような特徴があります。これらの植物は風水的に見れば、家庭運健康運、場合によっては金運までも下げる恐れがあるのです。

家族の安全を守るという現実的な理由はもちろん、古来からの言い伝えや縁起面を重視した上で「避けたほうがいい」と考えられてきた背景があります。

庭に植えてはいけない花リスト

ここからは、風水の観点で注意が必要とされる「庭に植えてはいけない花・植物」をカテゴリーごとに詳しく紹介します。美しく見えても、「毒性」や「不吉なイメージ」を持つものには要注意です。

①毒性がある植物

なぜ毒性のある植物は風水NGなのか?

毒性のある植物は、風水以前に安全面で大きなリスクを伴います。誤って子どもやペットが口にする事故の可能性もあり、家族の健康を脅かす存在になることから、風水でも「家の気」を乱すと考えられます。

具体例

  1. トリカブト
    • 強力な神経毒を含み、触れるだけでも危険とされる猛毒植物。古来より毒として使われてきた歴史があるほど危険度が高く、風水上も「健康運を損なう」と考えられています。
  2. スズラン
    • 見た目は可憐ですが、全草に毒が含まれます。誤って食べると嘔吐や不整脈などの中毒症状が出るため、小さなお子さんやペットがいる場合は特に注意が必要です。
  3. キョウチクトウ
    • 葉・茎・花など、ほぼ全パーツに毒があり、中毒症状を引き起こします。ガーデニングで人気のある植物ですが、取り扱いには十分注意してください。
  4. イヌサフラン
    • コルヒチンという毒性成分が含まれ、誤食すると嘔吐や下痢だけでなく、呼吸困難など深刻な症状を起こすこともあります。

ワンポイント

毒性の強い植物は、風水的に「悪い気を呼びやすい」とされがちです。現実的な危険性も高いため、庭に植えることは避けましょう。どうしても育てたい場合は鉢植えで管理したり、人目につかない場所に置くなど、安全対策を徹底してください。

②棘のある植物

なぜ棘は風水的に問題視されるのか?

棘(とげ)は一説では「邪気を払う」とも言われる一方で、人間関係を刺々しくするというマイナス面があると考えられています。さらに、家族や来訪者が棘でケガをする可能性があるなど、安全面でも懸念されます。

具体例

  1. バラ
    • 美しく香り高い花の代表格ですが、棘が多いことから風水的には家庭内のトラブルや人間関係の不和を招くとも言われます。
    • ただし、棘を外側に向けて剪定し、邪気を家の外に追い払うイメージで手入れをすれば、逆に魔除けとして働く場合もあります。
  2. サボテン
    • 風水では「邪気払いの力がある」とされる一方、同時に「攻撃性」をもたらすともいわれます。人によっては家庭内の雰囲気をピリピリさせると感じることも。
  3. ヒイラギ
    • 魔除けとして玄関に飾られることも多い植物ですが、その鋭い葉先が凶器を連想させ、配置によっては家の気を乱す可能性があります。

ワンポイント

棘のある植物全般がダメ、というわけではありません。**「植え方」「配置」「剪定の仕方」**次第では、風水上のメリットも得られます。玄関先に植える場合は、外からの邪気をシャットアウトするよう棘を“外向き”にするなどの工夫をすると良いとされています。

管理人

外に向ける形で植物を植えるのであれば吉となる場合もあるので、人に危険のない範囲で植えれば魔除けとして使えるよ!

③陰の気を強める植物(陰樹・ツタ類 など)

なぜ“陰”を多く含む植物はNGとされるのか?

風水では、住まいには「陽」の気と「陰」の気がバランスよく存在することが理想とされています。ところが、陰の気が強い植物を庭に大量に植えてしまうと、家全体が暗い雰囲気になり、停滞運・鬱々とした気分を助長すると考えられます。

具体例

  1. シダ類
    • 湿度の高い場所を好むため、「じめじめ」とした陰の気をためやすいとされます。放置すると地面や壁がコケやカビで汚れやすくなる点も風水的にはNGです。
  2. ツタ類
    • 壁や樹木に絡みつく性質があり、家の「気」を吸い取ってしまうと考えられます。また、建物自体を傷めるリスクがあるため、見た目だけで植えるのは避けたいところです。
  3. アジサイ
    • 梅雨の時期に咲き、色が変化しやすいことから「移り気」とのイメージが強い花。湿気との相乗効果で陰の気をためやすく、家のエネルギーが安定しにくいと考えられています。

ワンポイント

陰の気を持つ植物をどうしても育てたい場合は、風通しの良い場所を選んだり、こまめに剪定して適度に光が当たる状態を保ったりすることが大切です。暗くじめじめしたコーナーに放置するのは避けましょう。

アジサイなどは早めに切り花にしてインテリアとして飾り、色が変わってきたら捨てる事でいい気の状態が保てるはずです。

④「死」を連想させる植物

なぜ「死」のイメージは避けるべきなのか?

風水では、「死」や「不吉」なイメージを連想させるものを身近に置くと、そのまま運気や健康運にも暗い影を落とすと考えられています。縁起の悪い象徴は、できるだけ家の外に持ち込まないほうが良いのです。

具体例

  1. 彼岸花(曼珠沙華)
    • 墓地でよく見かけることから、死や不幸をイメージさせる花。真っ赤で美しい姿ですが、風水的には「先祖や霊が集まる」などとされる場合もあり、庭植えは敬遠されがちです。
  2. 椿
    • 花が首から落ちるように散るため、武家社会では不吉とされてきました。茶室や和室の庭にも植えるのを嫌う習慣が残る地域もあります。

ワンポイント

日本の文化・習慣に根差した忌避感も大きく影響します。地域や家庭によってはあまり気にしない場合もありますが、気になる場合は他の花に置き換えるか、目立たない場所に移すなどの対応を検討しましょう。

⑤香りが強すぎる植物

なぜ香りが強いと風水的に問題なのか?

香りそのものはリラックス効果が期待できる場合もありますが、過剰な香りは気のバランスを乱してしまう可能性があります。強い香りにより神経が刺激され、落ち着かなかったり、人間関係のトラブルが起きやすくなったりすると考えられます。

具体例

  1. ジャスミン
    • 甘く魅惑的な香りで人気がありますが、あまりに大量に植えると香りが強すぎて息苦しさを感じることがあります。適度な量であれば問題ありません。
  2. クチナシ
    • 白い花と強い甘い香りで知られます。夏の夜などは特に香りが濃厚になりやすく、窓を開けると部屋中に充満してしまうことも。風水上は「一線を越えた刺激」と捉えられることがあります。
  3. ジンチョウゲ
    • 早春に花を咲かせ、非常に強い香りを放ちます。香りが好きな方も多いですが、やはり過度な量や狭い場所だと気の流れを乱す可能性があります。

ワンポイント

香りの強い植物は、植える量や配置に気を配りましょう。通気性を確保し、“香りがこもらない”ように気をつければ、問題なく楽しむことができます。

⑥その他:縁起が悪いとされる植物

具体例

  1. 花桃
    • 風水では、桃は「邪気払い」「恋愛運アップ」の象徴ともされますが、花桃に関しては「男女関係の揉め事を招く」などの諸説があります。植える場所や方角に要注意です。
  2. ツバキ(椿)
    • 前述のとおり、首から落ちるように花が散るため縁起が悪いと嫌われることがあります。高齢者のいる家などでは特に敬遠される傾向も見られます。
  3. ヤツデ
    • 形状や独特の雰囲気から、一部地域では「家の気を吸い取る」とか「病気を呼び込む」と言われることがあります。魔除けとする風習もあり、地域や流派により解釈が分かれる例のひとつです。

ワンポイント

こうした「縁起」の問題は、地域性や伝統行事にも左右されます。すべての人にとってNGであるとは限りませんが、気になる場合は避けるか、植える際に方角などをよく検討しましょう。

すでに植えてはいけない花を植えてしまった場合の対処法

もし「庭に植えてはいけない花」を既に植えてしまっている場合でも、すぐに撤去しなくても工夫次第で対処が可能です。

その場合は以下の対策方法を試してみてください。

  1. 移植・鉢植えにする
    • 悪影響を与えにくい方角に植え替える。
    • 鉢植えにして、玄関先やリビングの近くを避けて配置するなどの工夫をする。
  2. 剪定・こまめな手入れ
    • 枯れた部分や傷んだ枝、棘などはこまめに取り除き、植物が健康な状態を保てるようにする。
    • シダ類やツタ類の場合は、増えすぎて家に絡まないように定期的に刈り取る。
  3. 風水アイテムの活用
    • 盛り塩:玄関や植物の近くに盛り塩を置いて、悪い気を吸収してもらう。
    • 水晶や方位磁石:水晶クラスターを置いて気の流れを整える、方位を確認して最適な場所に植物を移動するなど。
    • 風鈴:音で邪気を払う効果が期待できる。
  4. 周囲の環境を整える
    • 庭が暗い・ジメジメしているなら、排水や日当たりを改善して“陰の気”を溜めないようにする。
    • 不要な道具・ガラクタが散乱していないかチェックし、常に清潔に保つ。

風水的に良い庭づくりのコツ

庭のマイナスポイントを取り除いたら、次は運気を高める工夫をしてみましょう。

風水的に良い庭は以下の通りです。

  1. 日当たりと風通し
    • 風水では気の流れがスムーズであることが大切。日当たりの良さと風通しの良さを意識して、植物が元気に育つ環境を整えましょう。
  2. 水まわりを清潔に
    • 庭に池や水槽を置いている場合は、水が腐らないように定期的に交換し、常にきれいな水を保つことが重要です。
    • また、噴水や小川のモチーフを取り入れると、気の循環がスムーズになるとも言われます。
  3. バランスよく配置する
    • 高低差や花の色合いなど、視覚的にもバランスのとれたレイアウトを心掛けましょう。シンメトリーを取り入れたり、玄関周辺に明るい花を配置すると運気アップにつながりやすいです。
  4. 相性の良い植物を取り入れる
    • たとえば、などは縁起が良いとされ、強い生命力で家の運気を高める働きがあるとされています。
    • 季節ごとに花を楽しめるようにすると、四季のエネルギーを取り込みやすく、家全体の気も活性化しやすくなります。
  5. 定期的なお手入れで生きた庭に
    • 枯れた葉や花を放置すると、風水的には停滞した気を呼び込んでしまう原因になります。剪定や掃除をこまめに行い、常に生命力溢れる状態をキープしましょう。

Q&A:よくある質問

Q1. バラが好きでどうしても植えたいのですが、風水的にはやっぱりダメ?
A. 棘のある植物は敬遠されがちですが、剪定で棘を外向きにし、人の通り道に被らないように管理すれば問題ありません。バラの美しさを楽しみながら、邪気を外へ向かって払うイメージで育てると良いでしょう。

Q2. アジサイを鉢植えで育てたいのですが、陰の気は大丈夫でしょうか?
A. アジサイ自体が強い陰の気を発するわけではなく、「湿った場所で咲く」性質が陰の気をためやすく見える原因です。風通しと日当たりを考慮しつつ、剪定や水管理をこまめに行えば大きな問題にはなりません。気になる場合は玄関やリビングから遠い場所に置いてみましょう。

Q3. 椿は昔から庭に植わっているので、抜くのが申し訳ないです。どうすればよい?
A. ご先祖様から受け継いだ植物に思い入れがあるなら、無理に抜く必要はありません。剪定風水アイテムを活用し、できるだけ悪い気を呼ばないように管理しましょう。家族の歴史がある植物は大切に扱うことで、かえって良い気を呼び込むこともあります。

まとめ

  • 毒性のある花棘のある花陰の気を強める花などは、風水の観点で「庭に植えてはいけない花」として注意が必要。特に、家族の安全と健康運を考えてもリスクが高いです。
  • もしすでにNGとされる植物を植えてしまった場合でも、移植剪定風水アイテムの活用などで影響を軽減できます。
  • 庭の風水を整える基本は、日当たり風通し清潔感バランス。さらに、縁起の良い植物やアイテムを上手に取り入れて、住まい全体の運気を高めることを目指しましょう。

「風水」はあくまで開運のヒントのひとつ。信じ過ぎず、また軽んじ過ぎず、自分や家族が心地よく過ごせる空間づくりを意識してみてください。運気アップと同時に、きっと庭で過ごす時間がより豊かなものになるはずです。

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この記事を書いた人

地相・家相・風水マニア。そんなの気にしすぎだと思いませんか?でも、実際に調べてみて対策をしていくと本当に運気が変わるんです。私自身、風水鑑定などの仕事をしているわけでもなく、ひいきなしに地相・家相・風水などの話を紹介していきます。気になる方はぜひ参考にしてくださいね。

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