「なんだか最近お金が貯まらない…」「楽しいことが少ない気がする…」 もしかしたら、お家の西側の色が影響しているのかもしれません。
風水では、方角ごとに相性の良い色と悪い色があり、適切な色を選ぶことで運気を呼び込むことができると考えられています。特に西の方角は、私たちの金運や恋愛運、そして日々の楽しみごとに深く関わる、とても重要な場所なのです。
もし、知らずに西と**相性の悪い色(ダメな色)**をインテリアに取り入れてしまっていると、せっかくの良い運気を下げてしまう可能性があります。
この記事では、風水的に見て西に使うべきではないNGな色とその理由、そして万が一使ってしまっている場合の対策方法を詳しく解説します。さらに、西の運気を最大限に引き出すためのラッキーカラーや、具体的なインテリアのコツまで、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。
この記事を読んで、あなたのお家の西側を見直し、豊かな金運と楽しい毎日を引き寄せましょう!
はじめに:風水における「西」の方角が持つ意味とは?
風水において、西は**「金(ごん)」の気を持つ方角とされています。この「金」の気は、文字通りお金や財産に直結するエネルギーです。そのため、西の方角の状態は、あなたの金運や商売運**に大きな影響を与えると考えられています。
しかし、西が司るのは金運だけではありません。他にも以下のような運気に関わっています。
- 恋愛運・人間関係運: 特に、楽しく賑やかな交友関係や、結婚につながる縁、結婚後の豊かさなどに関係します。
- 楽しみごと・趣味: 人生における喜びや楽しみ、趣味やレジャー運なども西の影響を受けます。
- 子供運: 子宝や子供の健やかな成長に関する運気にも関わりがあります。
- 実り・収穫: 太陽が沈む方角であることから、一日の終わり、物事の成果や豊かさ、収穫を象徴します。
このように、西は私たちの経済的な豊かさだけでなく、人生の喜びや充実感にも深く関わる重要な方角なのです。西の方角を整えることは、豊かな人生を送るための鍵と言えるでしょう。
【絶対NG!】風水で西に使うと運気を下げる「ダメな色」
では、そんな重要な西の方角に使うべきではない、運気を下げてしまう可能性のある「ダメな色」とは何でしょうか?主に以下の色が挙げられます。
赤、ビビッドなオレンジ
黒、濃いグレー、濃い青
これらの色がなぜ西と相性が悪いのか、風水の基本的な考え方である「五行思想」に基づいて見ていきましょう。
赤・ビビッドなオレンジ:金運を燃やしてしまう「火」の色
赤や強いオレンジ色は、五行でいう**「火」の気を持つ色です。一方で、西は「金」の気**を持つ方角。「火」は「金」を溶かしてしまう関係(火剋金(かこくきん))にあります。
そのため、西に赤系の色を多用すると、せっかくの金の気を燃やしてしまい、金運を著しく低下させると考えられています。衝動買いが増えたり、浪費が多くなったりする原因にもなりかねません。
黒・濃いグレー・濃い青:金の気を錆びさせ、停滞させる「水」の色
黒や濃いグレー、濃い青は、五行でいう**「水」の気**を持つ色です。本来、「金」は「水」を生み出す(金生水(きんしょうすい))という相性の良い関係なのですが、これは清らかな水のイメージ。
黒や濃い青のような暗く停滞した「水」の気は、金属である「金」を錆びさせ、腐らせてしまうと考えられています。運気の流れが滞り、金運だけでなく、恋愛運や楽しみごとも停滞させてしまう恐れがあります。気分が落ち込みやすくなる可能性も指摘されています。
その他注意したい色味
上記以外にも、原色系の派手すぎる色(ショッキングピンクなど)も、西の持つ落ち着いた「金」の気とはあまり相性が良くない場合があります。アクセント程度なら問題ないこともありますが、多用するのは避けた方が無難でしょう。
なぜNGなの?ダメな色が西の運気に与える具体的な影響と対処法
西にダメなカラーを使うと、具体的にどのような影響が現れる可能性があるのでしょうか?
西にダメな色があった場合に考えられる影響
金運の低下
収入が増えない、または減ってしまう
衝動買いや無駄遣いが増え、お金が貯まらない
投資やビジネスで損失が出やすくなる
恋愛・人間関係の停滞
新しい出会いがなくなる
パートナーや友人との口論が増える
人付き合いが億劫になり、孤立しやすくなる
楽しみの減少・意欲低下
趣味を楽しめなくなる
楽しいと感じる出来事が減る
何事に対しても意欲が湧きにくくなる
チャンスを逃しやすくなる
もちろん、これらの影響がすべて現れるわけではありませんが、西にNGカラーを使っていることで、知らず知らずのうちに運気を妨げている可能性は否定できません。
もし西にNG色を使ってしまっていたら?すぐできる対処法・改善策
「うちの西側の壁紙、赤系だ…」「黒い家具を置いちゃってる…」 もし、すでに西にNGカラーを使ってしまっていても、心配はいりません!
今からでもできる対処法があります。諦めずに、できることから試してみましょう。
ラッキーカラーのアイテムで中和する
後述する西と相性の良い黄色、白、ゴールド、ピンクなどの色のアイテム(クッション、小物、絵画、写真立てなど)を、NGカラーの近くに置きましょう。ラッキーカラーの面積をNGカラーよりも増やすことを意識すると、悪い気を中和し、良い気を呼び込む助けになります。
観葉植物を置く
生きた植物は、空間に生気を与え、悪い気を吸ってくれる効果があります。特に丸い葉を持つ観葉植物(例:金のなる木、ガジュマルなど)は金運アップに良いとされています。また、植物が育つ「土」は「金」を生み出す(土生金(どしょうきん))関係にあるため、西の運気をサポートしてくれます。
差し色程度なら過度に気にしない(でも対策は推奨)
NGカラーが壁一面など広範囲でなければ、小さな置物や絵の一部などの「差し色」程度であれば、影響は限定的かもしれません。ただし、風水的に気になる場合は、やはり上記の対策を取ることをおすすめします。
こまめな掃除と整理整頓
これは風水の基本中の基本です。どんなに色に気を使っても、ホコリが溜まっていたり、物が散乱していたりすると、気の流れが悪くなり運気は上がりません。まずは西側を清潔に保ち、不要なものを手放すことから始めましょう。
【運気アップ!】風水で西と相性抜群のラッキーカラー
では、逆に西の運気をぐんぐん上げてくれるラッキーカラーは何でしょうか?積極的に取り入れて、幸運を呼び込みましょう!
西と相性抜群のラッキーカラーは?
黄色(特にパステルイエロー、クリームイエロー)
金運アップの代表カラー! まさに「金」の色であり、豊かさや実りを象徴します。明るく陽気なエネルギーで、楽しい気分をもたらしてくれます。濃い黄色よりも、淡いパステルイエローやクリームイエローの方が、西の落ち着いた金の気と調和しやすいでしょう。
白
白は**「金」の気を浄化し、サポートしてくれる色**です。清潔感があり、他の色との相性も抜群。空間を広く明るく見せてくれる効果もあります。汚れが目立ちやすい色でもあるので、常に清潔に保つことが運気アップのポイントです。
ゴールド・シルバー
まさに**「金」そのものを象徴する色**。金運や財運を直接的に強力に引き寄せるパワーがあります。キラキラとした光沢感が重要なので、光沢のある素材を選びましょう。全体に使うのではなく、アクセントカラーとして小物などで取り入れるのが効果的です。
ピンク
恋愛運、結婚運、人間関係運アップに効果的な色です。優しさや幸福感、愛情運を高めてくれます。特に女性らしさや華やかさをプラスしたい場合におすすめ。淡いパステルピンクが西には特に相性が良いでしょう。
茶色・ベージュ
大地の色である茶色やベージュは、五行でいう**「土」の気を持ちます。「土」は「金」を生み出す(土生金)関係にあるため、西の運気を安定させ、育む効果が期待できます。特に明るいベージュ**は、落ち着きと金運アップの両方をサポートしてくれます。ただし、濃すぎる茶色は停滞を招くこともあるため、バランスを見て取り入れましょう。
これらのラッキーカラーを上手に取り入れて、西の方角をパワースポットに変えましょう!
ラッキーカラーを効果的に取り入れる!西のインテリア風水術
ラッキーカラーが分かったところで、具体的にどのようにインテリアに取り入れれば良いのでしょうか?アイテム別にポイントをご紹介します。
カーテン・壁紙

部屋の印象を大きく左右するカーテンや壁紙は、運気への影響も大きい場所です。
ベースカラーとして、「白、ベージュ、クリームイエロー」など、明るく落ち着いた色がおすすめです。
柄物: ラッキーカラーが入ったものや、丸みのあるモチーフ(ドット柄、花柄など)を選びましょう。植物柄もおすすめです。西日対策として、遮光性の高いものを選ぶのも良いでしょう。

家具

色: 白やナチュラルな木目調(ベージュ系)の家具は、西の空間に馴染みやすくおすすめです。
素材: 金属製の家具(スチールラック、ゴールドの脚のテーブルなど)も西の「金」の気と相性が良いです。

ファブリック(クッション、ラグ、ベッドリネンなど)

気軽に色を取り入れやすいアイテムです。
アクセントカラーとして、クッションカバーやラグなどで、黄色、ピンク、ゴールドなどをアクセントとして取り入れましょう。季節ごとに色を変えるのも気分転換になりおすすめです。
素材は、コットンやリネンなどの天然素材や、上質な素材を選ぶと、より運気アップにつながります。

小物・置物

小さなスペースでも運気アップを狙えるのが小物や置物です。
丸い形のものは、「金」の気は丸い形と相性が良いとされています。丸い時計、丸い鏡、球体のライトなどを飾るのがおすすめです。

キラキラ光るものもおすすめ。クリスタル製品、サンキャッチャー、ガラス製の置物、金属製のオブジェなど、光を反射してキラキラ輝くものは、西の金運を刺激してくれます。

黄色い花や実
生花を飾るのが最も効果的ですが、難しい場合は質の良い造花や絵画でもOK。黄色い花(ひまわり、マリーゴールドなど)や柑橘系の実(レモン、オレンジなど)は金運アップのラッキーアイテムです。
鶏(酉)モチーフとして、西は十二支でいう「酉(とり)」の方位にあたるため、鶏のモチーフの置物なども縁起が良いとされています。

さらに西の運気を高めるためのポイント
ラッキーカラーを取り入れるだけでなく、以下のポイントを意識することで、さらに西の運気を高めることができます。
- 常に清潔に保つ: 何度も言いますが、これが最も重要です。ホコリや汚れは運気の停滞を招きます。特に窓ガラスをピカピカに磨くと、良い運気が舞い込みやすくなります。
- 明るさを保つ: 西は太陽が沈む方角ですが、だからといって暗いのはNG。夕暮れ時のような温かみのある明るさを保つのが理想です。自然光が入りにくい場合は、間接照明などを活用して明るさを補いましょう。
- 良い香りを漂わせる: 金運は良い香りが大好き。柑橘系(オレンジ、レモン、グレープフルーツなど)やフローラル系の、自分が心地よいと感じる香りのアロマディフューザーやお香を焚くのもおすすめです。
- 水回りの対策(西にキッチンやトイレがある場合): 西にキッチンやお風呂、トイレなどの水回りがあると、「金」の気が過剰な「水」の気によって流されやすくなる(金が錆びる)ため注意が必要です。
- こまめな掃除と換気: 湿気や汚れを溜めないように、常に清潔に保ち、換気を心がけましょう。
- ラッキーカラーの活用: トイレマットやタオルなどに、西のラッキーカラー(黄色、白など)を取り入れましょう。
- 観葉植物を置く: 水の気を吸ってくれる観葉植物を置くのも効果的です。
まとめ:西の色を見直して、金運・恋愛運を呼び込もう!
今回は、風水における西の方角の重要性と、運気を下げてしまうNGカラー、そして運気をアップさせるラッキーカラーやインテリア術について詳しく解説しました。
【西のNGカラー(ダメな色)】
- 赤、ビビッドなオレンジ (金の気を燃やす)
- 黒、濃いグレー、濃い青 (金の気を錆びさせる)
【西のラッキーカラー】
- 黄色 (金運アップ)
- 白 (浄化、サポート)
- ゴールド、シルバー (金運を強力に引き寄せる)
- ピンク (恋愛運、人間関係運アップ)
- ベージュ、茶色 (安定、運気を育む)
もし、あなたのお家の西側にNGカラーが使われていても、落ち込む必要はありません。ラッキーカラーのアイテムをプラスしたり、観葉植物を置いたり、掃除を徹底したりと、できることから少しずつ改善していくことで、運気の流れは必ず変わってきます。
色を変えることは、気分転換にもつながりますよね。ぜひ楽しみながら、西の方角のインテリアを見直してみてください。あなたの家に、豊かな金運とたくさんの幸せが舞い込むことを願っています!
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